こんな症状ありませんか?
あしの付け根が痛い
思うように歩けない
歩く時、左右に身体が揺れる
股関節の開きが悪い
あぐらがかけない
変形性股関節症
●特徴
股関節の軟骨がすり減り、関節が変形して痛みを生じる、最も多い股関節の疾患です。進行性で、女性に多く見られます。
●原因
日本人では、幼少期の先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全(生まれつきの骨盤のくぼみ〈臼蓋〉が浅いこと)などの寛骨臼形成不全が主な原因です。加齢による摩耗も関与します。
●症状
股関節や鼠径部(そけいぶ、足の付け根)の痛みで、特に立ち上がりや歩き始めに痛みが強くなります。進行すると、可動域が制限され、足を引きずるようになります。
特発性大腿骨頭壊死症
●特徴
大腿骨の先端(股関節側の骨頭)への血流が途絶えることにより、骨が壊死(えし)してしまう病気です。「特発性」は原因不明であることを意味します。
●原因
原因不明ですが、アルコール(飲酒)の多飲やステロイド剤の長期服用が、発症の大きな誘因として知られています。
●症状
股関節や鼠径部に痛みが生じ、特に体重をかけると痛みが強くなります。壊死した部分が潰れる(圧潰)と、急激に強い痛みが出ます。
単純性股関節炎
●特徴
小児(3〜10歳頃)に最も多く見られる股関節の疾患で、股関節の滑膜(関節を覆う膜)に一時的な炎症が起こるものです。
●原因
明確ではありませんが、風邪などのウイルス感染の後に発症することが多いため、ウイルスやアレルギーによる一時的な炎症が考えられています。
●症状
急に足の付け根や膝の痛みを訴えたり、急に足を引きずったりして歩けなくなることがあります。通常、安静にすることで数日~2週間程度で自然に治ります。
大腿骨頚部骨折
(転子部骨折)
●特徴
股関節近くの大腿骨の付け根(頚部または転子部)が折れる骨折です。高齢者の転倒による発生が圧倒的に多く、緊急性の高い疾患です。
●原因
骨粗鬆症により骨がもろくなった状態での転倒(特に横向きに尻もちをつく)がほとんどです。若年者では高エネルギー外傷で発生します。
●症状
転倒後に股関節や足の付け根に激しい痛みがあり、ほとんどの場合、自分で立ち上がったり歩いたりできなくなります。患側の足が外側に開いて短くなることもあります。
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